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南武線「西府」駅周辺の散策

建設中の南武線「西府」駅
建設中の南武線「西府」駅
 年末にいよいよ開業予定の南武線の「西府」駅周辺を散策しました。
  「西府」駅は今年3月14日に開業します。 南武線は「立川」から「川崎」までを結ぶ路線ですが、川崎競馬、川崎競輪、京王閣競輪、多摩川競艇、東京競馬場、立川競輪などの公営競技場も多く、別名ギャンブル線とも呼ばれています。
 またこの沿線の周辺はNEC、富士通、東芝などの情報技術産業の工場なども多く、日本のシリコンバレー?などとも呼ばれています。
  今度できる「西府」駅は南武線の「谷保」駅と「分倍河原」駅のほぼ中間地点ですが、近隣住民の利便性の向上というよりは、NEC府中工場の従業員のための駅という感が強いです。 今までは「分倍河原」駅から徒歩で15分ぐらい歩いて通勤してた従業員たちも、この新駅が出来ることによって、徒歩5分以内で会社に通勤できるので、NECの従業員にとっては大変便利になると思います。 今後この近辺もどんどん宅地化が進んで行くことでしょう。
NEC府中工場正門
NEC府中工場正門
武蔵府中熊野神社
武蔵府中熊野神社

 そして武蔵府中熊野神社へ。
武蔵府中熊野神社は、「西府」駅の北側の甲州街道を渡った道路沿いにあります。 この神社の裏手に上円下方墳の遺跡があります。 上円下方墳とは簡単に説明すると上が丸く下が四角い形をしている古墳です。 調査によって正式に確認されている上円下方墳は、この古墳を含めて全国で数えるほどしかなく、きわめて稀少な墳形だそうです。


 また武蔵府中熊野神社古墳は、現在正式確認されている上円下方墳の中では最大、最古のものであり、武蔵国最大級の古墳で、古墳造営直後に府中に武蔵国府が設置されるなど、古墳の考古学的価値と並んで社会的に見ても貴重な遺跡であることが評価され、2005年(平成17年)7月14日、国の史跡に指定されました。今まさに西府駅開業に合わせその保存工事を急ピッチで行っています。 ぜひ新駅開業時にあわせて古代の遺跡などを散策してみたらいかがでしょう。
修復が進む上円下方墳
修復が進む上円下方墳
 
2009.01.06配信
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